BTCの春到来か
9日17時現在のビットコイン価格は1,105,829円。前日同時刻と比べて+2.98%の上昇を見せた。
本日の正午、その瞬間はゆっくりと訪れた。
10/25以来、実に3ヶ月ぶりにビットコインは10000ドル(=110万円)を突破した。
6日から青線(1o8.3万円)とオレンジ線(106.8万円)の間でレンジ相場を形成していたビットコインだったが、今朝ついに青線を突破。
早期に利確を行う層とロングを入れ続ける層とが拮抗したのかじりじりと価格を上昇させると、正午に10000ドルを突破してからも更なる上昇を続けた。
16時には111万円まで到達するも徐々に価格は下がり、現在の価格を形成している。
(参考 TradingViewのBTCJPYチャート 1時間足)
・上昇のシナリオ
10000ドルを境に反発を見せることが予想されたが、未だに強気相場であることを加味すると水色線(112.4万円)を目標にしている可能性は高い。
水色線は10/25の高騰時の価格であり、この価格は皆が意識するだろう。
当時は下降トレンドだったため暴落を見せたが、1月以降上昇トレンドが続く現在の相場で何が起こるのか、先数時間の価格変動に目が離せない。
・下降のシナリオ
17時の段階ですでに陰線が点灯した。
18時も陰線を点灯させた。
仮に19時も陰線が続いた場合、三羽烏を形成し価格は下落する可能性が高い。
この場合、一刻も早い利確と高値掴みした損切り層の不安が連鎖し、一時的な暴落を見せる可能性は高い。
しかし10月下旬のような暴落は見せないだろう。以前とは違い、半減期への期待が上昇トレンドを形成していることがその理由だ。
青線・オレンジ線を目安に再反発する可能性は高く、これからショートを入れる際は利確ラインに注意が必要そうだ。
・筆者の見解
10000ドルを超えたにも関わらず反発しないことに違和感を感じる。
今後修正が入ってくる可能性は高いだろう。
BTC/JPYのチャートだけでなはく、BTC/USDのチャートにも目を光らせなければならない。
以前日本円で100万円を突破した際も買い煽りが発生し、直後に暴落を見せた。
同様の傾向が今回ドルで発生することは容易に考えられる。
いずれにせよ長い下降トレンドを終えたビットコインはついに10000ドルを突破した。
新たな局面の到来である。
これまで以上に奇想天外な値動きを見せる可能性も懸念されるため、投資には更なる注意も求められるだろう。
(ここに記載された見解は著者のものであり、必ずしもコインオタクの見解を反映するものではありません。すべての投資にはリスクが伴うため、意思決定の際には独自に調査を実施する必要があります。)
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February 09, 2020 at 05:04PM
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