
【ロンドン=池田晋一】欧州中央銀行(ECB)は18日夜、臨時の理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大による景気への影響を抑えるため、国債や社債を買い入れて市場に資金を供給する量的緩和の拡大を決めた。2020年末をめどに7500億ユーロ(約90兆円)分を購入する。ECBは12日に量的緩和の拡大を決めたばかりで、異例の対応となる。
既存の量的緩和とは別に、「パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)」と位置づける。ECBは声明で「新型ウイルスの危機が終息するまで続けるが、年内に終えることはない」とした。信用度が低く、通常の量的緩和の対象外だったギリシャ国債も購入する。
ECBのラガルド総裁は理事会後、「非常時には普通ではない対応が求められる。(通貨)ユーロに対する責任を果たすため、限界はない」とツイッターに投稿し、今後も必要に応じて緩和策を講じる姿勢を強調した。
ECBは12日に開いた定例の理事会で、20年末にかけて1200億ユーロ(約14兆円)の債券を追加で購入する量的緩和の拡大を決める一方、すでにマイナスとなっている政策金利の引き下げは見送った。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が2度の緊急利下げで「ゼロ金利政策」を復活させたほか、日本銀行も上場投資信託(ETF)の購入枠を年約12兆円へと倍増するなど、世界の中央銀行による緊急対応が続いている。
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March 19, 2020 at 08:47AM
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ECB総裁「ユーロへの責任を…限界ない」国債・社債90兆円購入 - 読売新聞
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