ウェルズ・ファーゴ、40億ドルの貸倒引当金－10年ぶりの高水準 - ブルームバーグ

大手米銀の ウェルズ・ファーゴは１－３月（第１四半期）に信用コストが急増した。新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な大流行）で失速した米経済において、チャーリー・シャーフ新最高経営責任者（ＣＥＯ）には今年、難しいかじ取りが求められている。

　　ウェルズ・ファーゴは１－３月期に貸倒引当金として40億ドル（約4300億円）を積んだ。前年同期の５倍近くに相当し、10年ぶりの高水準。これが純利益の89％減少につながった。

Provisions Pile Up

The money Wells Fargo set aside for bad loans surged in the first quarter

Source: Company filings

　　１－３月期決算の概要は以下の通り：

• 純利息マージン（ＮＩＭ）は2.58％に上昇。2019年第４四半期は2.53％
• 収入は177億ドルに減少。アナリスト予想平均の194億ドルを下回った
• 収益性指標の効率性レシオは73.6％に改善。前期は78.6％

原題： Wells Fargo Sets Aside the Most for Loan Losses in a Decade (2)（抜粋）

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