[東京 20日 ロイター] - きょうの東京株式市場で、日経平均株価は反落が予想されている。前週末は大幅高で取引を終えたが、目先は積極的な買い材料に乏しく一段の上昇は見込みにくい。前週末のシカゴ日経平均先物にサヤ寄せした後は、マイナス圏で一進一退の動きになりそうだ。新興株市場では個人投資家の買いが続くか注目される。
日経平均の予想レンジは1万9500円─1万9750円。
前週末、トランプ米大統領は新型コロナウイルスの感染拡大によって休止状態にある米経済活動を再開させるための指針を示し、米国株市場の主要3指数はこれを好感して上昇した。
しかし、大統領と一部の州知事は対立している。ニューヨーク州のクオモ知事は、経済活動再開に向けて連邦政府からの支援が必要とし、トランプ政権は「金を渡さずに責任を押し付けているだけだ」と批判した。
市場からは「米国の経済再開の指針が示されたことは材料として織り込まれた。ここからは経済活動が活発な大都市がある州が実際に動き出すかにかかっている」(SMBC日興証券の投資情報部部長、太田千尋氏)との声が出ている。
現在のドル/円は107.61円付近で、前週末午後3時時点とほぼ同水準。シカゴの日経平均先物6月限(円建て)清算値は1万9605円、大阪取引所の夜間終値は1万9590円と、前週末の現物終値を下回っている。現在の米株先物も弱含んでおり、日経平均は安く始まるとみられている。
17日の日経平均は大きく反発し、長らく下向きだった25日移動平均線が上向きに転換した。テクニカル的には反騰への期待を一段と膨らませる形となっている。きょうは買い材料が乏しく、上昇にも「息切れ感」が出そうだが、1万9500円どころでは下値が支えられそうだ。
一方、このところ新興株市場は堅調。直近まで日経ジャスダック平均は10日続伸、東証マザーズ指数は5日続伸となっている。小型株への個人投資家の買いが引き続きみられるかも注目されている。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均.N225 19897.26 24115.95 16358.19
+607.06 2020年1月17日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物6月限 19605(円建て)
杉山健太郎
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April 20, 2020 at 01:05PM
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今日の株式見通し=反落、買い材料乏しい 個人投資家の物色続くか注目 - ロイター (Reuters Japan)
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