
ウォール街の銀行は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)後の世界を見据えて事業を調整する際に、業績不振の事業部門やディストレスト資産を処分する準備を進めている。
アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査によれば、大多数の銀行は「大規模な」事業売却を計画中。2年以内に実施するとの回答は87%(危機前は61%)、1年以内に実施するとの回答は60%(同46%)にそれぞれ増加した。
業績不振部門は最初に削減対象となる公算が大きい。リターンが最適でないか、そうした状況が見込まれる部門を処分する可能性が高いとの回答は51%に上った。EY によると、大規模な変革をもたらす事業売却もいずれ実施される可能性があるという。
EYは「前回の金融危機では、強制的な売却と自発的な売却が生じた。選別は比較的簡単で明らかだった」が、「今回の危機ではデジタル面やコスト面の課題が重なっており、どの資産が中核で非中核かを銀行は以前よりもはるかに深く考える必要があるだろう」と分析した。
回答者の約70%は、売却で調達する資金を本業への投資に使う方針で、これにはテクノロジーのアップグレードも含まれる。新型コロナ対策によるロックダウン(都市封鎖)で前例のない数の労働者が日常業務をデジタル世界に適用させることを余儀なくされており、テクノロジー面の改善は銀行業で一層重要な部分となっている。
原題: Wall Street Is Planning a Wave of Divestitures After Pandemic (抜粋)
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June 24, 2020 at 10:48AM
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ウォール街、パンデミック後に事業売却相次ぐ公算-EY調査 - ブルームバーグ
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