
集中豪雨で熊本県の特別養護老人ホーム「千寿園」が水没し、入所者14人が亡くなったことを受け、県は災害時の浸水リスクが高い県内86カ所の福祉施設について、誘導避難に関する緊急調査を始めた。8月までに終える予定で、22日には鳥取市的場の養護老人ホーム「鳥取市なごみ苑」で調査があった。
なごみ苑は、自宅での日常生活が困難な高齢者ら約90人が生活しており、半数以上が要介護者。施設のすぐ近くを大路川が流れており、建物が平屋建てのため、豪雨の際、水没する危険性が高いという。
調査には、鳥取大の松見吉晴・学長顧問(防災工学)が立ち会い、河川情報や避難情報の収集・伝達態勢が構築されているか▽警戒レベル3の発令がない場合でも避難の判断ができるよう複数の判断材料が設定されているかなど、県が独自に作成したチェックリストを元に避難誘導の実行性を検討した。
松見学長顧問は、自らが避難行…
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July 24, 2020 at 07:30AM
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鳥取)浸水リスクの高い福祉施設を県が緊急調査 - 朝日新聞社
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