8日から始まったお盆休み。
JR博多駅でも大きな荷物を持った帰省客の姿が見られましたが、帰省自粛の動きもあってその数は例年より少なめです。
(新型コロナに対する不安はありましたか?)
◆新神戸から帰省した家族
「それはやっぱりありました。いつもだったら色々出かけるんですけど、今回は家にいようかなと」
いつもならこの時期、満席となる新幹線も空席が目立ち、この日の自由席の乗車率は最大でも50%にとどまりました。
◆記者
「福岡空港の到着ロビーですが、出迎える人の数もまばらにしかありませんね」
お盆休みの過ごし方を帰省客に聞くと…。
◆神奈川から福岡へ帰省
「家でゆっくりな感じでおとなしく」
◆栃木から佐賀に帰省
「とりあえず孫の顔を見せにきた感じですね。子供が小さいこともあって、長く子供の顔を見せないのも」
中にはこんな人も…。
◆関東から帰省した家族
「(本来)羽田から熊本まで行くんですけど、人混みの無い茨城空港まで車で行ってそこから福岡経由で」
一方、この時期大勢の客で賑わうのが海水浴場。
糸島市の深江海水浴場では、こんな呼びかけが…。
「3密にならないように、楽しくお過ごしいただきたいと思います」
9日は県内各地で最高気温35度以上の猛暑日となり、海で遊ぶ子供たちも気持ちよさそう…。
◆訪れた人
「とても楽しいです、波に乗るところです」
「久しぶりに開放的に遊べるという感じ。外だったらいいかなと、遊ばせたいなと思って、子どもを」
今の時期がかき入れ時の海の家は…。
◆記者
「現在正午過ぎです。本来であれば多くの人で賑わう時間帯ですが、お客さんの数は非常に少ないように感じます」
テーブルの間隔を開けて、扇風機も使って風通しをよくし、消毒液を置くなど感染対策をして営業していますが、客はかなり減っているといいます。
◆ビーチハウスSAIKAI 鍋山栄一郎代表
「例年よりも6割~7割少ないですね。今年は団体のお客様が少ないようですね。家族、小グループで、親しい仲間内で来られている。経営は厳しいですけど、なんとかしていきたい」
こうした中、家族連れに人気なのが身近なレジャー施設です。
鮮やかなピンクが映えるフラミンゴ。
暗くなると活発に動き出し、すらりと立つ姿は幻想的です。
北九州市の到津の森公園は今の時期、特別に夜まで開園。
日中は見られない動物の生態を観察できると人気です。
暗闇から現れたのはトラ。
のんびりしている昼間とは一転、茂みの中を歩き回り猛獣の貫禄を見せつけます。
◆訪れた人
「夜の動物園楽しかった」
「遠出はなかなか難しいので、自宅で過ごすか、近場でと思っていたので、良い機会だった」
「昼間は人が多そうだから、夜だったら少ないかなと思って来ました」
新型コロナの影響で自粛ムードが広がる、2020年のお盆休み。
いつもとは違う静かな休みが続きそうです。
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August 10, 2020 at 06:15PM
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交通機関もガラガラ “帰省自粛”でいつもと違う静かな”お盆休み” 一方で人気の場所も 福岡県|ニュース・天気|TNC テレビ西日本 - tnc.co.jp
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