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九州豪雨被災地「家がこれ以上傷つかないか心配」…台風に備え避難本格化 - 読売新聞

 台風10号に備え、鹿児島県・奄美大島や7月の九州豪雨の被災地では5日、高齢者らの避難が本格化した。鉄道の計画運休も発表され、警戒感が一層高まっている。

 奄美大島の5市町村は、5日夕までに180か所以上の避難所を開設。龍郷町にある「町体育・文化センターりゅうゆう館」には、5日夕方頃から荷物を抱えた住民らが続々と集まった。

 同町の80代の女性は自宅近くの避難所に行こうとしたが、そばを流れる川の氾濫を心配し、近所の人たちと高台にある同館に足を運んだ。「これまで避難所を利用したことはなかったが、今回は怖くなった。大きな建物にいると安心する」と語った。

 九州豪雨で自宅が被災した熊本県八代市の60代男性(69)は、球磨川沿いにある自宅2階の窓部分を木製パネルで覆った。1階は豪雨で浸水し、今も窓や床板を外したままで、「家がこれ以上傷つかないか心配だ」と表情を曇らせた。

 熊本県人吉市は5日夜、熊本市への広域避難を計画していると公式サイトで発表した。豪雨で損壊した自宅にとどまる在宅被災者の避難が目的で、新型コロナウイルスの感染対策で人吉市内の避難所が密になることを避ける狙いもある。

 6日朝に防災無線などで呼びかけ、希望者をバスで熊本市内の県施設に送る。

JRが計画運休

 台風10号の接近に伴い、JR九州は5日、九州新幹線熊本―鹿児島中央間を6日正午頃から、博多―熊本間を同日午後3時頃からいずれも7日まで運休すると発表した。7日は在来線も全て運休する。JR西日本も5日、山陽新幹線の広島―博多間で7日の始発から終日運転を取りやめる計画運休を実施すると発表した。新大阪―広島間は本数を減らして運行する。

 この影響で、東海道新幹線も一部で運休や行き先変更が行われる。

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