- 大統領選挙後の様子:テネシー州(共和党勝利)
とうとうバイデン氏勝利が確定したことを嘆いているのか、家の前の国旗を上下逆に掲げている家が数件ありました。上下逆にするのは、生命や財産が脅かされているSOSのサインだそうですが、アメリカの将来が(バイデン氏の大統領決定によって)脅かされている、というアピールのようです。
先週までは通常の向きだったこと、同じような旗が数件見られるということから、SOSのサインではなく、選挙結果への抗議を意味していると思われます。
- 大統領選挙後の様子:カリフォルニア州(民主党勝利)
ベイエリアのダウンタウンでは一部、選挙後の暴動に備えてバリケードを設置している店があります。
友人は、今年の選挙はストレスフルすぎる、早く終わってほしいと言ってました。
友人のSNSを見ても、みんな大統領選挙についてはあまり言及していませんでしたが、(規制なのか、センシティブな問題だからかわかりませんが)
LGBTQの議員が何人も上院と下院に当選したことが、歴史的だと話題に上がっていました。(周りの友人は基本ボストンエリアとシリコンバレーの人なので、リベラル派ばかりです)
”関連するInstagramの投稿
https://www.instagram.com/p/CHLirMfAQbL/?utm_source=ig_web_copy_link”
11月4日には、オークランドやサンノゼで、トランプに対して「Count every vote」の平和的デモが起きたようです。
- 大統領選挙後の様子:ペンシルベニア州(民主党勝利)
ペンシルベニアはアメリカの縮図と言われていて、東西(フィラデルフィア、ピッツバーグ)が民主党、中心が共和党で人口も中間なので、ウィングステートと呼ばれます。
そのため、ペンシルベニアの結果が大事なので、注目される事が多く、両候補者が6度ほど街宣に来ています。
今回は、結果(集計)に時間がかかっています。
理由は、コロナを恐れて郵便での早い投票を済ませた方が多く、特にペンシルベニアでは、74%が郵便なので、時間がかかる集計と言われました。
(今回は手紙なので、前回のようなロシアの関与はなく、イランからのサイバー攻撃を防いだぐらいで済んだようです。)
ペンシルベニアの司法長官がTVコマーシャルで、「正当な票はきちんとカウントされるべきである、皆さん一生面懸命に集計を続行しているので、我々は我慢が必要です」とメッセージを流していました。
- 大統領選挙後の様子:ニュージャージー州(民主党勝利)
私の住んでいる地域はマンハッタンのすぐ近くで、民主党優勢のエリアです。
ただ、同じニュージャージーでも郊外にいけば、多くの一軒家の芝生にトランプ支持の看板が刺さってたりします。
同じ州でも、都心と郊外で支持する派が分かれるのは大体どこの州も同じ傾向のようです。
バイデン勝利が発表された日の夜は、このあたりではパーティを開いているアパートもありました。
勝利発表までは街の様子で変わったことは特にありませんでした。
こんな時期なので人に直接会って話をする機会が限られているため、SNSのアメリカ在住の友人の投稿について共有させていただくと、みんなバイデン勝利に大喜びでした。
シャンパンでお祝いしたり、公園や道路でたくさんの人が祝福ムードで騒いでいる様子など、選挙後の日本では想像できないような様子ばかりです。
ただ、冷静に考えれば7000万人がトランプに投票したわけで、フロリダやテキサスのような激戦州でも結局トランプ支持派が上回っているので、まだまだこの国は分断されているな・・と。
私の周りにトランプ支持者がいないので偏ったコメントかもしれませんが、とにかくみんな(私たちも含め)ホッとしています。
- 大統領選挙後の様子:フロリダ州(共和党勝利)
選挙の数週間前から、トランプ支持グループが旗などを片手に大きなストリートではパレード状態でした。
それに対して、バイデン指示の人達がブーイングのクラクションを鳴らすなど、かなりエキサイティングな状況が続いておりました。
フロリダは最終的にトランプが勝利したのですが、マイアミではバイデンが勝利していたため、選挙当日&翌日は厳戒態勢が引かれ、ものすごい数のパトカーが至る所に配置されておりました。
バイデンが大統領に決まったこの週末は、トランプ支持のグループが大きなストリートの至る所で抗議活動を行い、バイデンの得票に対する不正を叫んでいました。(赤信号で停止している車のウィンドウガラスに、抗議のチラシを挟んでいました。)
私の周りの友人たちは、トランプ支持とバイデン支持に結構きれいに分かれています。バイデン支持の友人からは、大統領に決まった瞬間にお祝いメッセージがグループチャットで流れたくらいです。南米からの移民と富裕層が混在しているエリアですので、それぞれの思惑で支持が異なっているのではないかとみています。
- 大統領選挙後の様子:ジョージア州(民主党勝利)
激戦地のジョージア州在住です。
私が住んでいるのは地方なので、トランプ支持者が多いとされていますが、ごくごく近所はバイデンの看板をたくさん立てていて、応援していました。
興味深かったのは、投票日が終わると結果うんぬんの前に看板をしまうバイデン派、未だに看板をしまわず立て続けるトランプ派が多いということです。トランプ支持者は諦めをしらないトランプに追随しているのか、もともとそういったところが似ているのか。。。
バイデンに決まったときには、アトランタだけでなく、私の住む田舎でも花火を挙げてお祝いムードでした。
近所のバイデン派の方もうれしそうに、「あと4年も彼だったらテレビを捨てるところだったわ!」「国外に引っ越せる年じゃないからよかったわ」と普通に話しかけてきました。家はバイデンの看板も掲げてないし、今まで選挙の話もしたこと無いのに。そこは謎です。
アトランタでトランプ派が“Stop the Steal” 運動していましたが、大きな暴動には至りませんでした。
ただ、年明けに上院選挙残り2議席を巡って決選投票しなくてはいけなくなったので、まだまだ選挙モードです。
トランプ派は相変わらずポスターや看板を家の前に掲げ続けていますが、バイデン派は既にバイデンの看板は下げ、民主党の上院候補者の看板に変更して応援している人が多いです。
また、アメリカはテレビCMで大々的に選挙活動している候補者が多いので、テレビCMも引き続き選挙ものが多いです。
ジョージアはまだまだ終わらない長い闘いです。
- 大統領選挙後の様子:ニューヨーク州(民主党勝利)
10/31頃から街は、Black Lives Matter(警察官が黒人を死亡させてしまった事件から始まった抗議デモ)の時と同様に、ショーウィンドーなどお店のガラスはすべて板張りされたり、自宅マンションにおいても入り口にセキュリティーを増員したりとかなり厳戒態勢で、選挙当日を迎えました。
5th Aveのトランプタワー前は通行止めされており、車の侵入ができないようになっていました。選挙翌日以降もプロテストが複数予定されており、少し心配していましたが、一部逮捕者が出たもののもあったようですが概ね平和的に行われたようです。
バイデン勝利が確定した瞬間、外から拍手とクラクション、歓声等でかなりの盛り上がりを見せました。確定当日は一日至るとことで歓声、クラクションという感じでした。BLMのときに荒れに荒れたエリア(ユニオンスクエア)も今回は平和的にバイデンが勝利したことをお祝いするムードで特に暴動が起きることはありませんでした。
街にはアメリカ国旗を持っていたり、アメリカ国旗の柄の帽子などを身に着けている人が多かった印象です。既にバイデングッズの販売も道端でされていました。街では、一人が拍手やクラクションを鳴らしたりすると回りの人々も拍手や歓声を上げる現象が数日続き少し面白かったです。
基本的に喜んでいる人が多い印象ですが、たまにトランプ派と思われる方が赤い服を来てトランプ支持を主張して歩いているのも見かましたがかなり少数かと思われます。
11/9時点ではまだ、板張り等は外されておらず、We're open!などと板に書いて営業しているお店が多かったです。
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