映画『ドクター・ストレンジ』やドラマ「ハンニバル」などで知られるデンマーク人俳優マッツ・ミケルセンが、映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズから降板したジョニー・デップに代わってグリンデルバルド役を務めると、米ワーナー・ブラザースが認めた。Deadlineが報じている。
『ハリー・ポッター』の新シリーズとして、魔法動物学者ニュート(エディ・レッドメイン)が、魔法界を揺るがす大事件に巻き込まれるさまを描いた『ファンタビ』。グリンデルバルドは、事件の黒幕として登場する危険な闇の魔法使いで、シリーズ後半に向けて、より重要な存在になっていくとみられている。
ジョニーは先日、元妻アンバー・ハードへのDV疑惑を報じた The Sun 紙に対する名誉毀損訴訟で敗訴したことを受けて降板。Deadlineでは、マッツが代役の最有力候補だと報じていた。ジョニーは、第3弾の撮影に1日だけ参加した後に降板を持ちかけられたといい、ギャラは全額受け取る予定だという。
脚本も手掛ける原作者のJ・K・ローリングによると、『ファンタビ』シリーズは全5部作となる予定。シリーズ第3弾は、前2作に続いてデヴィッド・イェーツ監督がメガホンを取り、ロンドン郊外のスタジオで制作が進行中。全米公開は2022年7月15日を予定している。(編集部・入倉功一)
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