映画業界のジレンマ
「『鬼滅の刃』の特徴として、複数回鑑賞するファンが多いという点があり、興行収入はまだまだ伸びそうです。『千と千尋の神隠し』(308億円)を超える可能性もあると見られています」(大手映画会社社員)
『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の勢いが止まらない。公開からわずか17日間で、興行収入が157億円に到達。興行収入ランキング歴代トップ10に入った。
コロナで危機にあった映画館には、千載一遇のチャンスだ。
「新型コロナ流行以降、映画館では座席の間隔を空ける間引き販売を行ってきました。それが10月の鬼滅の刃の公開に合わせる形で、全席販売を解禁したのです」(都内映画館スタッフ)
Image by iStock
だが、映画業界はこれを手放しに喜べないジレンマに陥っている。
9月に全国興行生活衛生同業組合連合会が感染拡大予防ガイドラインを改訂し、収容率100%にする場合には「館内での食事をさせないように努める」と定めたからだ。多くの映画館がポップコーンなどを含め、館内での食事を禁止している。
からの記事と詳細
https://ift.tt/3lB8kor
エンタメ
Bagikan Berita Ini
0 Response to "映画業界が『鬼滅の刃』大ヒットを素直に喜べない「ヤバい事情」 - 現代ビジネス"
Post a Comment