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過去300年で最大の下落幅、英GDPが11・3%減の見通し - 読売新聞

 【ロンドン=池田晋一】英予算責任局は25日、英国の2020年の国内総生産(GDP)が前年比11・3%減になるとの予測を発表した。英イングランド銀行(中央銀行)の推計では、欧州が大寒波に見舞われ、13・4%減となった1709年以来、過去300年以上で最大の下落幅となる。

 2021年は前年比5・5%増となる見通し。予測は、英国が欧州連合(EU)と今年末までに自由貿易協定(FTA)などの交渉で合意することを前提としている。合意に至らず、双方の貿易に関税がかかれば、GDPを1・5~2%押し下げる恐れがあるという。

 同局によると、新型コロナウイルスの感染拡大による経済への影響は長期化し、GDPがコロナ禍前の水準に戻るのは22年末になると予測している。

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