滞仏日記＋レシピ「父ちゃんの日々を支える、熱血パリごはん。今日も最高に美味しかった！」 - Design Stories

某月某日、パリに戻ってから、８枚の油絵の下書きが終わった。はや。
画集を出すので、どうしても、残り、８枚を３月中に、描き上げないとならなくなった。
でも、パリ情景シリーズ、大変、満足した仕上がりになりつつある。
今日までに画廊の配置も完全に決定した。全３２作品、＋１９９６年の作品（３０号）で挑む。（これは非売品。タイトル、Kihada）
あー、カンバスに向かうと、時間が経つのが早いのだ。
肩こりがひどくなり、お腹が鳴る～。
ということで、筆を置いて、キッチンへ、もちろん、ぼくの後ろには三四郎。あはは。
さて、「一人で生きる飯」、本日は旬の野菜であるアスパラガスをマルシェでゲットしておったので、これで、最高においしいアスパラ・スパゲッティを作ることにした。
父ちゃんは、いつも旬のものを必ず、口にすることにしている。
それこそが幸せというものだ。
このパスタは、アスパラガスをもっとも美味しく食べることができるパスタなので、今日は特別に、レシピを公開いたす。えへへ。
まず、材料だ。
生ハム、アスパラガス（お好きなだけ）、パスタ（バリラの７番、４５ｇ。小食なので、４５だが、８０ｇとかでもけっこうです。お好きなだけ）、パセリ（お好きなだけ）、卵の黄身（ま、二個ね）、パルメジャーノの粉チーズ（お好きなだけ、常識の範囲で）、ニンニクのペースト（小さじ、１とか）、何か辛い粉（七味とかパプリカでＯＫ）、塩胡椒、オリーブオイル、かな・・・。分量は写真を参考にしてね。

順序としては、鍋に水をいれて沸騰させ、パスタを茹でるところから・・・。
同時進行で、アスパラガスを処理し、好きなサイズにカットしてから、別の鍋で、軽く、茹でる。
それを塩胡椒で、炒めておく。
ボウルに、卵の黄身、パルメジャーノ、ニンニク、オリーブオイル、パセリ、塩胡椒、パプリカなどをいれ、写真を参考に、混ぜる。（辛くしたければ、赤唐辛子をちょっとだけ、超微塵にしていれてもいい。ケッパーなどもいいね）
そこに茹で上がったパスタをいれ、合えるだけ。（醤油を入れてもいい。父ちゃんは数滴、いれます）
焼いたアスパラを載せる。生ハムもここで添える。
上からパルメジャーノをふりかけ、完成となる。
グリルした旬のアスパラと卵の黄身のソースが絶妙にあうので、パスタ無しで、アスパラにこのソースをかけるだけでも、超絶、おいしいのでやってみて。
生ハム、パルメジャーノ、パセリ、卵の黄身、アスパラ、のバランスが絶妙なり。
要は、アスパラって、卵を載せて食べるじゃないですかー、あれの原理なんすよ。卵の黄身のパスタとアスパラ、あわないわけがなーい！！！

※　ひゃああ、美味そう～。美味いんだよねーーーー。

お腹がいっぱいになったら、再び、アトリエに行き、カンバスと向かいあった。
８枚の絵に、同時に、厚み、深み、立体感、色味、香り？ポエジーを注ぎこんでいく。
同時に、仕上げていく、という感じかな。
これらはすべて、パリのアトリエから見える風景をモチーフにして描かれた作品なので、連動しているのであーるぬーぼー。
身体が疲れたら、ヨガマットで、ローラー運動をやって、鍛える、父ちゃんだ。
三四郎はアトリエの入り口の自分のベッドに寝転がって、主人が出てくるのをじっと待っている。静かな創作の時間、・・・とっても大事である。
ノルマンディの仲間たちから、遊ぼ、と連絡が来たが、来週、ボルドーのワイン学校に入学しないとならないので、それらが全部、終わったら、ノルマンディに三四郎と戻ることになる。
そこで、歌の練習かな。
そして、そのあと、８枚の絵の撮影をやり、そのあと、英仏海峡を渡って、ロンドンへ！
ロンドンで、仲間たちがぼくを待ち受けているのだ。
人生は、小走りで進むのがいい時もある。まさに、今だね。
回遊魚の熱血父ちゃんに休みはない。
美味しいパリごはんが、父ちゃんの、唯一の味方なのであーる。
おっと、三四郎も、だ！

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