老朽化した下水道管の内部を調査する公共事業を請け負う都内のグループ会社５社が、架空の経費を計上する手口で合わせて１億2000万円余りを脱税したとして、法人税法違反の疑いで東京国税局から告発されました。
告発されたのは、東京 江東区にある「吉組」や、イースト・ワンなどの５社と、それぞれの会社を実質的に運営していた水落満寿美経営者（60）です。
関係者によりますと５つの会社は、東京都下水道局から老朽化した下水道菅の内部をカメラで調査する事業を請け負っていますが、会社どうしで取り引きがあったように装い、架空の経費を計上するなどの手口で、所得を少なく見せかけていた疑いがあるということです。
東京国税局は、おととしまでの３年間に合わせて５億4100万円の所得を隠し、１億2800万円を脱税したとして、５社と水落経営者を法人税法違反などの疑いで東京地方検察庁に告発しました。
不正に得た資金は不動産やブランド品の購入費などに充てられていたということです。
ＮＨＫの取材に対して水落経営者は「国税局の指導に従い修正申告を済ませています。深く反省しています」とコメントしています。
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February 19, 2020 at 10:03AM
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下水道管の調査会社を告発 １億2000万円脱税の疑い 東京国税局 - NHK NEWS WEB
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