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踏み間違い事故防止、障害物なくても急加速制限…トヨタが世界初 - 読売新聞

 トヨタ自動車は3日、前方に障害物がなくてもアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ぐための新機能を、今年夏に発売する新型車から導入すると発表した。アクセルを力いっぱい踏み込んだ場合、出力を抑えて急加速しないようにする。

 高速道路での追い越しや交差点への進入時など、加速が必要な場面もあるため、時速30キロ・メートルを超える速度での走行時や、上り坂、右折や左折の途中では作動しないようにする方向だ。トヨタによると、こうした機能を搭載するのは、世界の自動車メーカーで初めてという。

 新機能は、希望すれば搭載できるようにする。すでに販売済みの車に後付けで搭載することも可能という。

 トヨタはすでに、アクセルとブレーキの踏み間違いによる加速を抑える機能を搭載した車を販売しているが、進行方向に壁や車などの障害物を検知した場合に限って作動する仕組みになっている。

 高齢ドライバーによるアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故が多発していることを受け、国土交通省は昨年、自動車メーカーに対し、事故を抑制するための対策実施を求めていた。

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February 03, 2020 at 11:51AM
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