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“新型肺炎ショック”、春節明けの上海市場は大幅下落
新型コロナウイルスによる感染が拡大する中国は、3日、春節の連休が明けました。その初日の上海の株式市場では、新型肺炎が経済活動に影響を与えるという懸念から、8%以上下げて取引が始まっています。
上海中心部のオフィスビルや商店が並ぶ場所にいます。普段は人通りも非常に多いのですが、上海市政府が春節明けも市内の企業に9日まで休業するよう通達を出したことから、人通りも少なく閑散としています。
中国・上海の株式市場では春節の連休明けの最初の取引が行われ、株価の代表的な総合指数は、春節休暇前に最後の取り引きがあった23日の終値より、およそ8.7%下げて取引が始まりました。新型肺炎の感染が拡大し、経済活動に影響が出るという懸念から、多くの銘柄が値を下げる展開となっています。
2日、中央銀行にあたる中国人民銀行は、日本円にしておよそ18兆7000億円を金融市場に供給する公開市場操作を実施すると発表しましたが、その効果は限定的となっています。感染拡大が止まらないことから、企業の営業活動も再開がさらに遅れる可能性もあり、中国経済だけでなく世界の経済にも深刻な影響が出る恐れがあります。
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February 03, 2020 at 10:43AM
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