新型コロナウイルスのクラスター（感染者集団）発生を受けた緊急対策として鈴木康友浜松市長が７日に発表した「はままつ安全・安心な飲食店認証制度」。市民が安心して食事に出掛けられるよう、感染防止策をチェックする市独自の約４０項目を要件に設けた。認証に向けて１１日から、職員約７０人態勢で現地確認などの作業を進める。
「きちんと３密対策をしている店は感染リスクが低い。（対策有無を）見極めて飲食店を活用してほしい」。鈴木市長は７月下旬のクラスター発生後に冷え込んだ中心街のにぎわい回復に向け、認証制度を設けた意図を記者会見で説明した。
約４０項目は大きく５テーマに分類。入店を待つ客同士の１メートル以上の距離確保など「来店者の感染予防」や業務開始前の検温といった「従業員の感染予防」のほか、「食事での感染予防」「施設の衛生管理」「感染者発生への備え」もチェックする。認証した店舗には「安全・安心」ステッカーを交付する。
市職員は２人一組で店舗に出向いて調査する。店側が希望すればビデオ会議システムを使って店内を映し出すなど、オンラインの調査も可能という。
市は、バーやキャバレーなどの飲食店は客と従業員の間に常に距離が確保されているかの確認が困難だとして対象外とした。認証の対象店舗は約３千店に上り、市はこのうちの「１５００店が認証を取得するよう制度をＰＲする」としている。
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August 08, 2020 at 09:50AM
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感染防止４０項目を現地調査へ 浜松市「安全・安心飲食店」認証｜静岡新聞アットエス - ＠S［アットエス］ by 静岡新聞
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