いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、後志の寿都町と神恵内村で文献調査が始まったことを受け、鈴木知事は梶山経済産業大臣に対し、知事が反対した場合には選定プロセスから外れることなどを文書で確約するよう申し入れました。
原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、17日、寿都町と神恵内村で調査の第1段階となる文献調査が始まりました。
これを受けて、鈴木知事は梶山経済産業大臣に対し、5つの項目について文書で申し入れました。
この中では、▼文献調査に伴い、道内に「核のごみ」を持ち込まないこと、▼道や周辺市町村などからの求めに応じ丁寧な説明を行うこと、それに▼文献調査の次の概要調査へ移行しようという際、知事の反対があれば選定プロセスから外すことなどを掲げています。
さらに、それぞれの要望について文書で確約するよう求めています。
申し入れの背景について、道は文書の中で、周辺市町村などの理解が十分進んでいないことなどを挙げたうえで、道民からの不安や懸念に応えてほしいとしています。
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November 19, 2020 at 07:38AM
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文献調査開始受け知事が申し入れ|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp
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