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第1回国勢調査記録発見 若松の調査員「100年前、祖父が担当」 - 福島民友

 今年の国勢調査で初めて調査員を務めた会津若松市の和田文昭さん(74)が、100年前の1920(大正9)年に行われた第1回国勢調査の記録を発見した。喜多方市の生家で見つけ、祖父の文太郎さんが関わっていたことも分かった。和田さんは「祖父が第1回、私が100年後を担当した。それぞれ節目を担ったことを思うと、不思議な縁を感じる」と話している。

 資料は生家の土蔵の中に保管されており、氏名、性別、職業、出生地などを世帯ごとに記入する「国勢調査申告書」を複数枚まとめたつづりが2部あった。一方には、文太郎さんの家族を含む29世帯分が墨で丁寧に記されていた。

 一枚一枚読み込むと、少子高齢化に悩む現在とは、かけ離れたかつての日本の姿が見えてきたという。29世帯の合計人数は169人。このうち、最高齢は78歳で、2019年の日本人の平均寿命(女性87.45歳、男性81.41歳)より若かった。若年層の比率も高く、19歳以下は4割を占めていた。

 もう一つのつづりは、下書きとみられ、鉛筆なども使用されていた。和田さんは「当時の調査員の仕事について詳しくは分からないが、用紙を配り、説明して回ったのでは。各世帯で下書きを書いてもらい、受け取った祖父が清書したのかもしれない」と推測する。

 今年の調査で担当地区を巡った和田さん。「当時も、調査員は苦労したのかなあ」と資料を見つめた。

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December 12, 2020 at 07:20AM
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