夏だ! 暑いぞ! でも暑くたって腹は減る! というわけで今回は、メシ通でご紹介してきた冷や汁、そうめん、パスタ、冷奴など夏に食べたい「冷やしレシピ」を集めました。キリッと冷えたビールを飲みながら食べるのにもぴったりですよ。
麺茹で以外は火を使わない混ぜるだけのレシピや、暑い夏に助かる電子レンジレシピなど、できるだけ手間のかからないものばかり。ねぎ、みょうが、青じそ、パクチーなど、薬味もたっぷりのせてさわやかに仕上げてくださいね。メシ通でもおなじみのサバ缶を使ったレシピもいくつも登場しますよ。
- INDEX
01:サバ缶を汁ごと入れた「イタリアン冷や汁」。暑い季節に店のまかないでよく作ってるやつです
サバ水煮缶と水を冷蔵庫で冷やしておけば、すぐに冷たい冷や汁が食べられちゃうヤスナリオさんのまかないレシピ。オリーブオイルで風味よく仕上げ、豆腐の代わりには白いカッテージチーズ! オリーブオイルとチーズでイタリアン。味付けはみそだけと超シンプルながら、そのみそとチーズの相性がバッチリ! なんです。
カッテージチーズの代わりにモッツァレラチーズでも美味しくできますよ。
02:“サバ缶冷や汁”の季節です「サバ缶豆乳カレー冷や汁」の作り方
うま味たっぷりのサバと、スパイスの香りと刺激がたまらないカレーの組み合わせはすっかりおなじみですね。こちらは、その鉄板コンビを手軽な冷や汁にアレンジした一杯。
レシピはほぼ2行! 豆乳とカレー粉、しょうゆを混ぜて、ご飯にかけてサバ水煮缶をのっけるだけ。仕上げのごま油でコクと風味をプラスするのがポイントです。
サバ水煮缶と豆乳はあらかじめ冷蔵庫で冷やしておくと、キリッと冷たい冷や汁がいつでも食べられますね。ご飯の代わりにそうめんにかけても間違いなしです。
03:冷蔵庫で1時間「旨辛壺ニラ」を自作したら、そうめんが無限に食べられた
ラーメン屋さんなんかによくあるピリ辛でウマ辛な「壺ニラ」を、ポリ袋を利用して手軽に作る筋肉料理人さんのアイデアレシピ。切って、混ぜて、冷蔵庫で1時間寝かすだけ。ニラ独特の風味がビールに合いすぎます! 壺ニラとはいえ、壺に入れずにもちろん皿盛りでも問題なしです。
ごま油をまぶした「油そうめん」に卵黄と一緒にトッピングしたり、うどんやそば、ご飯、冷奴にのっけたりするのもおすすめ。夏メシに重宝するやつです。
04:サバ水煮缶1つで二度ウマい。筋肉料理人の「サバ缶マヨ冷奴」と「サバ缶冷やし茶漬け」
買い置きしてあるサバ水煮缶を半分ずつ使ってできるのが、ビールにぴったりの激ウマ「サバ缶マヨ冷奴」と、食欲がないときでもサラサラッと食べられる「サバ缶冷やし茶漬け」です。
冷奴は、サバ缶と生の玉ねぎをマヨネーズやしょうゆで味付けして、水切りした豆腐にたっぷりのせます。玉ねぎのほのかな辛味がアクセントに!
お茶漬けは、サバの身に塩昆布でうま味を足して、冷たいお茶をかけていただきます。今日の晩酌は、冷奴で美味しく飲んで、冷やし茶漬けでシメる“サバ缶づくし”はいかがですか。
05:顆粒だしを水に溶いてキンキンに冷やせば「冷やしだし茶漬け」が食べられる
顆粒の和風だしを水で溶いて、冷蔵庫で冷すだけ。魚屋三代目さん考案、即席の冷たいだし汁をかけた具沢山の「冷やしだし茶漬け」で暑さを乗り切りましょう!
トッピングはわさびとしらす、かつお節、あとはみょうがなどお好みの薬味に、昆布の佃煮など。わさびをだし汁に溶かしながら食べると、鼻に抜けるツーンとした辛さだけではなく、その中にある甘みが全体を引き締め、うま味も強化してくれます。
刺激がガツンとほしい方はわさびをたっぷりのせて。チューブ入りのわさびでOKです!
06:レンジ5分でめんつゆが美味つけ汁になる「ひき肉ナンプラーそうめん」
そうめんはシンプルにめんつゆで食べるのが美味しいしラク。でも、めんつゆだけでは栄養が偏るのがちょっと気になりますし、毎回同じ味が続くとやっぱり飽きてしまう……。
そこで、管理栄養士の北嶋佳奈さんにおすすめいただいたのが、いつものめんつゆに、ナンプラーやにんにく、ビタミンB1が豊富な豚肉などを合わせて作る、エスニック風の具だくさんつけ汁のレシピ。電子レンジでできるので、コンロでそうめんを茹でるのと同時に調理できますよ。時間がない時、お腹が空いてすぐに食べたい時にぴったり!
薬味は爽やかな香りのみょうがやパクチーをたっぷりと。さらにレモンを絞って酸味をプラスすれば、食欲が落ち気味なときでもするっと食べられますよ。
07:超ラク「ねこまんま風そうめん」で夏のそうめんローテが1枠確定しそう
ご飯にかつおぶしやしょうゆをかけていただく「ねこまんま」は、たまに食べたくなる簡単メシランキングがあったら上位は必至の一品。こちらはそのそうめんバージョンともいえる、料理研究家Yuuさんのナイスアイデアです。そうめんを茹でて、かつおぶし+マヨネーズ+めんつゆで和えるだけでうま味たっぷりの「ねこまんま風そうめん」がいただけますよ。
そうめんは、和えてから時間が経つとくっつきやすくなるので、できるだけ食べる直前に和えるのがコツ。みょうが、ねぎ、青じそなどお好みの薬味をのせて、卵黄を落として食べるのも◎です。
08:グルタミン酸とイノシン酸の「蒸し鶏と梅肉の冷製スパゲッティ」を猛暑メシに
元イタリアン料理人のパパイズムさんが作る、キリッと冷たい冷製パスタ。塩昆布のグルタミン酸と、かつお節のイノシン酸の和風の味付けです。
大葉のさわやかな香り、塩気のあるチューブ入りの梅肉、そしてオイルに漬けたにんにくのパンチも効いています。
「スパゲッティは表記時間プラス2分茹で、氷水でしっかり冷やす」「ソースはもちろん、器も冷やす」など、冷製パスタを美味しく作るパパイズムさん流の5つのポイントも、夏のパスタ作りの参考になります!
暑い夏でも美味しく食べられる冷やしレシピ。ご紹介した冷や汁や冷奴を麺やご飯にのっけたり、そうめんの漬け汁をご飯にかけたり、お好きなレシピのいいとこどり的な食べ方を考えるのも楽しいですよ!
にんにくをガツンを効かせたスタミナおつまみレシピも、ビールのおともにお試しください。
企画協力:レシピブログ
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