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東証大引け 5日ぶり反落 過熱感警戒で利益確定売り、月間で26年ぶり上昇率 - 日本経済新聞

30日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反落し、前週末比211円09銭(0.79%)安の2万6433円62銭で終えた。4日続伸したことで短期的な過熱感の強まりを警戒した利益確定売りが優勢だった。朝方は上昇して始まったが、その後は景気敏感株を中心に売られ下げ幅は一時200円を超えた。

朝方に値がさのハイテク株中心に買われ、上げ幅は一時180円を超える場面があった。ただ、その後はバリュー(割安)とされる景気敏感株を中心に機関投資家が利益確定売りを出した。午後はトランプ米大統領が「我々が選挙で負けたなどあり得ない」とツイッターに投稿したこともあり、日本時間30日午後の米ダウ工業株30種平均先物が下げて相場の重荷となった。

大引けで米指数算出会社MSCIが発表した指数採用の銘柄入れ替えに伴う商いが発生する見込みだったことも影響したようだ。みずほ証券の試算では日本株から1179億円の資金流出となる。市場からは「利益確定売り以外に、MSCIを意識した動きも指数を押し下げた」(国内証券ストラテジスト)との声があった。

日経平均は11月に15.0%(3456円)上昇した。上昇率は1994年1月以来26年10カ月ぶりの大きさになる。

JPX日経インデックス400は5営業日ぶりに反落し、終値は前週末比278.96ポイント(1.72%)安の1万5954.48だった。東証株価指数(TOPIX)は7営業日ぶりに反落し、31.60ポイント(1.77%)安の1754.92で終えた。

東証1部の売買代金は概算で4兆7669億円と約8カ月半ぶりの高水準だった。売買高は24億8779万株だった。MSCIが算出する株価指数の組み入れ比率変更に伴う売買も代金を押し上げた。東証1部の値下がり銘柄数は1810と、全体の約8割を占めた。値上がりは335、変わらずは32だった。

個別ではKDDIアステラス京セラリクルートトヨタ大塚HD国際石開帝石みずほFGなどが売られた。一方、エムスリー東エレクソフトバンクグループ(SBG)は高い。

30日、東証2部市場に新規上場したバリオは9時7分に公開価格(2250円)を100円(4.4%)下回る2150円で初値を付けた。終値は2010円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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November 30, 2020 at 01:41PM
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