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製造業前期から改善 岡谷市10月景気動向調査 – Nagano Nippo Web - 長野日報

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岡谷市は、基幹産業である製造業を対象に実施した10月末の景気動向調査の結果をまとめた。業況が好転と答えた企業の割合から悪化と答えた企業の割合を引いた業況DIはマイナス45.0ポイント。4月の前回調査時から20.0ポイント改善したが、5期連続のマイナス水準となった。ただ来期(6カ月後)の見通しを示すDIはマイナス7.2ポイントで、前期予想から51.0ポイント好転。市は「コロナで先行きが不透明な中だが明るい兆しも見え、経済活動の回復に期待感がうかがえる」と指摘している。

調査は市工業振興課と岡谷商工会議所が市内製造業を対象に毎年4月と10月の年2回実施している。対象は100社で、回答率は100%。6業種(精密39、機械28、電気11、計量7、表面処理12、鋳造3)から回答を得た。

これによると、生産額が増加と答えた企業割合から減少と答えた企業割合を引いた生産額DIは前回調査比12.0ポイント増のマイナス48.0ポイント。受注額が増加と答えた企業割合から減少と答えた企業割合を引いた受注額DIも同比15.5ポイント増のマイナス48.5ポイントで、いずれもマイナス水準ながら改善に転じている。

経営上の問題点(複数回答)については上位の項目に変動がなく、「生産・売上・受注の伸び悩み」が78社で最多。次いで「設備の狭小・老朽化」が38社、「製品・加工賃の料金安」が26社。新型コロナウイルスの影響(同)については「受注量の減少」が86社で最も多く、「商談等、営業活動の制約」が56社、「資金繰り」が16社だった。

同課は「自動車関連や電子機器、半導体の部品などは比較的改善傾向にあるが、まだまだ大幅なマイナス水準。業種によっては回復に至っていない」と分析。新型コロナウイルスの第3波による影響など、先行きは依然として不透明な状態だが「継続的に企業訪問をして生の声を聞き、寄り添う形で必要な支援をしていきたい」としている。

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