「アサリと大根の香味バター酒蒸し」
栄養士でありフードコーディネーターでもある藤岡操さんが「食堂のおかみ」になりきって提案するレシピ連載。大胆にも、この店のお品書きは「酒蒸し」1本!といっても、具材がや調味料が変われば趣も変わる魔法のレシピ。蒸し器がなくても、フライパンと日本酒や料理酒さえあれば誰でもできるメニューの数々。第34回は「アサリと大根の香味バター酒蒸し」です。
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【写真】ご当地バターを買うのが好き。那須で買った〈ハーレー牧場の御用邸バター〉
本日のメニュー
「アサリと大根の香味バター酒蒸し」
酒蒸しといえば、アサリ。
でも、普通のアサリの酒蒸しなら、レシピなしでも十分美味しく作れる人が多いはず。なりっち食堂でやらなくてもいいでしょ……なんて、あまのじゃくな気持ちが邪魔をして、ず~っと避けてきましたが、やっぱり作りたくなりました。アサリの酒蒸し。
でも、アサリの酒蒸しには最大の弱点があります。
〈ごはんのおかずとして、もの足りない〉
余計な味を足しすぎると、アサリの旨みが際立たない。
主張が強い食材を加えると、アサリが脇役になってしまう。
この弱点を克服しつつアサリの旨味を主役にしたのが、
本日の酒蒸し「アサリと大根の香味バター酒蒸し」です。
アサリの旨味が染みた大根、ふわっと香るバター、ショウガや大葉の香り……
想像しただけでたまりません~。
それでは、いざ、酒蒸し!
「アサリと大根の香味バター酒蒸し」の作り方
「アサリと大根の香味バター酒蒸し」
「アサリと大根の香味バター酒蒸し」
《 材料(2人分)》
アサリ(砂抜き済み)…………………200g
大根………………………………………200g
ショウガ…………………………………5g
大葉………………………………………2枚
A 料理酒(食塩ゼロ)………………大さじ4
バター(有塩)……………………10g
塩……………………………………ふたつまみ
《 作り方 》
1)アサリは殻ごとこするようにしてよく洗う。大根は長さ4cmの細切り、ショウガ、大葉はみじん切りにする。
2)鍋に大根を入れ、アサリ、ショウガ、大葉、Aを加える。
3)強火にかけ、フツフツとしてきたら中火にして蓋をして5分蒸す。
※塩ひとつまみは、指3本でつまんだ量です。
大根は5ミリ角ぐらいの細切りにすると、短時間でくったり火が通ります。アサリから出た旨味が大根に染みるよう、大根が下になるように入れるのもポイント。
ほっとするのにオシャレな味
アサリは火を通しすぎると硬く小さくなってしまうので、蒸し時間は5分でOK。
たっぷりの蒸し汁に、半透明になった大根が浸ってなんと美しいのでしょう!
大根とアサリを蒸し汁に浸しながらいただくと、旨味だけでなく甘味がスゴイ。
バターのまろやかさとショウガと大葉のスッキリ感が絶妙で、ほっとするのにオシャレな味。うまい、うますぎる! すいません、自画自賛が止まりません。
いつものように、蒸し汁をごはんにかけて最後まで夢中でいただきました。
定番の安心感もいいけれど、新しい料理のワクワク感はもっといい! 改めてそう思いました。
アサリが美味しい時期に、ぜひお試しください。
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